ActiveImage Protector 2016 / 4 新バージョン2016とパーソナル向け 4 リリース

(株)ネットジャパンが最新鋭の機能を搭載したシステムバックアップ/ディザスターリカバリー製品を全面刷新して販売開始

2016年1月14日

(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蒋 冠成、URL:https://www.netjapan.com/jp/)は、GUIを刷新したバックアップ/リカバリーソリューションの最新版、「ActiveImage Protector 2016」を、企業向けに、「ActiveImage Protector 4」を個人向けに2016年1月14日から販売開始します。

今回リリースする新バージョンでは、新規のGUIを採用しましたので、バックアップ/リストアやイメージファイルの操作性が前のバージョンに比べて飛躍的に向上しました。また、複数のバックアップイメージファイルを一括で管理できるImageCenterと、イメージファイルを仮想マシンとして直接起動できるImageBootを製品に同梱しました。オフピーク時に時間がかかる処理を振り分けるなど柔軟な構成ができる「マルチスケジュール作成」を追加して、システム管理者がより効率的にバックアップスケジュールを管理できるようになりました。

ActiveImage Protector で作成したバックアップを、ネットジャパンの仮想スタンバイ技術を搭載したvStandby AIPと連動させることにより、常時仮想マシンとしてスタンバイさせることができます。惨事復旧の際は復元時間が不要な「即時災害復旧」のソリューションを安価で構築することができます。

バージョン2016としてリリースするActiveImage ProtectorのEditionは、仮想環境向けにActiveImage Protector のVirtual Edition、物理環境向けにServer Edition、Desktop Edition Linux Edition、クラスター環境向けにCluster Edition、NEC ftサーバ向けにfor Express5800/ftサーバ、for Express5800/ft Virtual、NEC CLUSTERPRO向けにfor CLUSTERPRO Windows、for CLUSTERPRO Linuxの9製品で、順次リリースします。 また、個人向けにはActiveImage Protector 4を同時にリリースします

新機能

  • マルチスケジュール作成機能
    一つのバックアップタスクに対して複数のスケジュールを作成できるようになりました。例えば、週単位スケジュールで運用していた場合でも、「毎月1日にだけはフルバックアップを作成したい」、ということもできるようになりました。
  • マルチソースイメージ、マルチターゲットリストア
    複数のイメージファイルから柔軟なボリュームレイアウトでリストアができます。例えば、複数の増分ファイルから異なる時点のボリュームを同じマシンに各々復元したり、復元するシステムとは違うマシンのイメージファイルからデータボリュームを復元することができます。
  • GPT/uEFIのシステムの復元
    今まではuEFIシステムの復元はディスク単位でおこなう必要があり、GPTボリュームを単体で復元する場合はMBRディスクとして復元していました。ボリューム単位での復元でもGPTボリュームとして復元して、OSをベアメタルで起動させることができます。
  • ISO形式、光学メディア、USBドライブで起動する復元環境を作成
    ActiveImage Protectorでは、Linuxベースの復元環境(ActiveImage Protector Boot Environment)を提供していますが、製品メディアの他にユーザー自身でISO形式、光学メディア、USBドライブで起動する復元環境を作成できます。製品メディアでは対応していないハードウェアを使っている場合に独自のドライバを組み込んだ復元環境を作成できます。また、光学メディアドライブのないノートPCなどでもUSBドライブを使うことでベアメタルリカバリが可能です。
  • Windows PE 復元環境をUSBメディアへ作成可能
    ActiveImage Protectorでは、Windows PE 復元環境作成ウィザードにより、Windows AIK/ADK を使用して Windows PE ベースで カスタマイズ可能なWindows PE 復元環境(AIPBE)が作成できますが、復元環境をUSBドライブ上にも作成できるようになりました。
  • 新規GUIを採用
    タスク、ログ、スケジュールやディスク情報を管理できる新しいダッシュボード画面になりました。また、バックアップ/復元ウィザードが刷新され、作業がより簡単に効率的におこなえます。検証、結合、アーカイブ作成、仮想ディスクへの変換などの操作を行うイメージ管理も搭載し、さらに使い易くなりました。
  • Windows/Linux対応のリモートコンソール
    ActiveImage Protector 2016のリモートコンソールはWindows 版だけではなくLinux版のActiveImage Protectorにも接続して操作できます。WindowsとLinuxが混在する環境でも、相互に接続が可能なのでどこからでもどちらのOSでも操作ができます。
  • スケジュールの一時停止
    一時的に増分バックアップのスケジュールを停止して、増分情報を保ったまま再開できます。以前のバージョンでも、停止-再開時にはリコンサイル機能により増分バックアップが途切れることはありませんでしたが、再作成のための時間がかかりました。この機能により再開時の時間は通常の増分作成と同じになります。
  • BCD修復機能
    起動環境上でMBRのBCDを修正する機能を追加しました。Vista以降のパーティション構成でうっかり起動パーティションをバックアップし忘れたり、C:ドライブのみの復元をして起動できなくなってしまった場合にBCDを修復して起動可能にします。
  • Windows 10に対応
  • 仮想化環境の強化
    VMDKの保存先としてESXiデータストアのフォルダーを選択できるようになりました。
  • アップデート通知、オンラインアップデート機能
    インターネット経由で定期的なアップデートの確認とその適用が可能となりました。
  • イメージファイルの管理ツール、ImageCenter LEを同梱
    ImageCenter LEは、ActiveImage Protectorのイメージファイルを一元管理できるツールです。ImageCenter LEを使えば、ActiveImage Protectorとは別のサーバーを使ってイメージファイルのレプリケーションとコンソリデーションを、スケジュール動作できます。これにより、バックアップ元のサーバー負荷を大幅に軽減できます。
  • イメージファイルを仮想マシンとして即時起動できる、ImageBootを同梱
    ActiveImage Protectorのバックアップイメージファイルをリストアや仮想化変換をせずに、直接仮想マシンとして即時起動(数分以内に)できるImageBootを同梱しました。 ImageBootは、一時的な代替マシンの役割を果たしますので、障害が回復するまで、暫定的にマシンを使用し続けることができます。VMware WorkStation / Player/Player pro、Microsoft Hyper-V で動作可能です。
  • ネットジャパンのvStandby AIPとの組み合わせで「即時災害復旧」を安価で構築
    ActiveImage Protector(AIP)のバックアップファイルを使って、復元作業をせずにわずか2分で、システムクラッシュ直前の状態に戻して起動することを可能にした、vStandby AIPとの併用で高速な障害時対策が可能になります。

製品情報とシステム要件

製品情報の詳細とシステム要件は、こちらをご覧ください。

各社様からのエンドースメント(50音順)

「ActiveImage Protector 2016」の発売を歓迎いたします。
SMB/SOHO市場においても、クライアントPCのバックアップの要求は高くなっています。
弊社は、バックアップの保存先にNASをご提案しており、法人向けNAS商品に、「ActiveImage Protector」を標準添付させていただいております。
今回、最新OSのWindows 10に対応されたことにより、対象となるクライアントPCが増えることで、さらに、提案の機会が広がり、相互の商品価値を高めることができると確信しております。

株式会社アイ・オー・データ機器 事業戦略本部 企画開発部 部長 土田智巳様より


NECは、株式会社ネットジャパンのバックアップ/リカバリーソフト「ActiveImage Protector 2016」のリリースを心より歓迎いたします。
NECは、この度の「ActiveImage Protector 2016」のリリースに合わせ、「ActiveImage Protector 2016 for Express5800/ftサーバ」「ActiveImage Protector 2016 for CLUSTERPRO」をリリースいたします。
NECが提供する高可用性無停止サーバ「Express5800/ftサーバ」、高可用性クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」とActiveImage Protector 2016を利用することで、ハードウェア機器の故障から業務利用の個々ファイルの破損に至るまで、幅広いリスクに対応した事業継続性を向上させるソリューションをご提供できると期待しております。

NEC クラウドプラットフォーム事業部長 岸上信彦様より


エプソンダイレクト株式会社は、株式会社ネットジャパンの「ActiveImage Protector 2016」の発表を歓迎いたします。
当社はこれまでも「ActiveImage Protector」シリーズを活用したリカバリーソリューションをお客様に提供し、PCに不慣れなお客様でも簡単にOSのリカバリーができるよう利便性向上に努めて参りました。今回、新バージョンとなる「ActiveImage Protector 2016」が販売開始されることでお客様のバックアップ/リカバリーソリューションに有益に機能するとともに、当社リカバリーツールにおいても今後さらなる利便性向上がなされるよう両社の協業が一層進むものと期待しております。

エプソンダイレクト株式会社 取締役 事業推進部長 栗林治夫様より

販売価格と販売見込み

ライセンス価格の詳細につきましては、こちらをご覧ください。

年間サポートサービス期間内のActiveImage Protector Virtual / Server / Desktop / IT Pro / Cluster / Linux Edition / for Express5800/ftサーバ / for Express5800/ft Virtual / for CLUSTERPRO Windows / for CLUSTERPRO Linuxのユーザーは、無償にてバージョン2016へアップデートできます。

お問い合わせ先、商標

  • 本ニュースリリースに関するお問い合わせは、(株)ネットジャパン マーケティング部 までお願いします。
    E-mail: NJ_mark@netjapan.co.jp
  • お客様からのお問い合わせ先は、(株)ネットジャパン 法人営業部までお願いします。
    (TEL)03-5256-0877 (FAX)03-5256-0878 E-mail: corporate@netjapan.co.jp
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    ActiveImage Protector、vStandby AIP、vStandby、vmGuardian、ImageCenter、ImageBootは株式会社ネットジャパンの商標です。
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